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分析サポート

含浸システムチェック

ご使用中の含浸剤及び含浸工程のトータルサポート。

使用中の含浸装置の検査

使用中の含浸装置の検査

含浸装置・工程の点検を行います。真空ポンプの状態や、実際の圧力条件、洗浄槽の汚れ具合など様々な箇所を専用の機材で点検することによって、より早く問題点を発見し、安定した生産ができるようサポートをします。
また、点検の報告書は当日、ご担当者様へ提出致します。

ご使用中の含浸剤検査

含浸剤の種類によって適切な検査項目で性能検査し、後日検査報告書をご担当者様へ提出します。

ご使用中の含浸剤検査

1.密度測定
JIS K 0061に従い含浸剤の密度を測定し、不純物の有無や変質について調査します。

2.粘度測定
JIS K 7117に従い含浸剤の粘度を測定し、不純物の有無や変質について調査します。

3.安定性
含浸剤に含まれる特定の物質を測定することで、含浸剤自体の安定性を10段階で評価します。冷凍機の故障や金属粉等の異物混入などで数値が低下します。数値が低くなると予期せずに含浸剤が硬化するリスクが増加します。

4.反応性
含浸剤の硬化時間を測定し、含浸剤自体の反応性を10段階で評価します。不純物の混入やその他複数の要因で数値が低下します。数値が低くなると所定の工程時間内で含浸剤が硬化せずに、封孔性が低下する恐れがあります。

5.水分量
JIS K 2275に従い含浸剤中の水分量を測定します。冷却管の結露や、前工程による水分の持込みなどにより増加します。特に前乾燥が不十分な場合は微細孔内に水分などが存在するため、含浸剤がうまく浸透しなくなる恐れがあります。

6.その他
専門検査官による目視確認により、変色や異物混入などを検査します。含浸剤または含浸後の品質に影響を及ぼす恐れがある場合に情報を記載します。

分析サポート用装置

含浸行程で発生するあらゆる問題についてサポートします。

1.水没圧力試験装置

試験片を利用し、含浸工程で目的通りに気密性を付与しているかを
確認します。また各種耐久性試験にも利用します。

1.水没圧力試験装置

2.赤外分光光度計(FT-IR)

部品に付着した物質の特定に利用します。
それにより弊社製品の由来の物か、それ以外の工程由来の物かを判断し、適切な方法で対策を取ることが出来ます。

3.エネルギー分散型X線分光法(SEM-EDX)

部品表面の付着物を含む元素分析を行います。
これにより変色や付着物の問題解決に貢献します。

4.光学顕微鏡

4.光学顕微鏡

微細孔を拡大して確認します。
SEM-EDXより広範囲で確認する際に使用します。

5.ガスクロマトグラフィー/高速液体クロマトグラフィー

含浸剤や洗浄剤などの不純物検査を行います。

6.熱分析装置(TG-DTA/DSC/TEM)

含浸剤の熱的特性を分析します。

7.その他

その他多数の分析装置や専用装置で含浸のトータルサポートします。

5.ガスクロマトグラフィー/高速液体クロマトグラフィー